なぜ防草シートの固定に錆びるピンを使うのか?
当社では、防草シートの固定用として鉄製のピンを使用しています。ピンは表面防錆加工を施していないため、ピン打ち込み後、徐々に錆びていきます。打ち込み後にピンを錆びさせることで、打ち込んだピンまわりの土壌と固着し、固定ピンの支持力を強化させることを意図しています。
線径が太ければ太いほど、耐用年数は長くなりますが、細いものは、耐用年数が短いです。下の写真は、防草シートの固定に使用した止めピンを引き抜いたものです。全体的に錆びている様子が分かります。
農業向けとしてステンレス製やプラスチック製の錆びないピンも流通していますが、錆びないことから支持力が弱く、強風によってシートが煽られると、簡単に抜けてしまう恐れがあります。太陽光発電施設のような長期的な防草対策が必要な場所には適しません。
※砕石層が厚い場所・砂地・水分を多く含む土壌の場合、支持力が低くなることがあります。
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