お知らせ

2014年09月29日

発電リスク①繁茂雑草が太陽光を遮断!

お知らせ , コラム

たかが雑草と思っていませんか?
私自身も、雑草との戦いが始まるまでは「雑草なんて生えてきたら刈ればいい」と考えていました。雑草は生長を始めると一気に大きくなります。

 

背の低い雑草なら、野原に生える草花のようにかわいいものですが、背の高くなる雑草は太陽光発電では非常に問題になります。太陽光の光を受けて発電するパネルに影ができると、発電量が低下するだけでなく、一部分だけ発電できないことにより電気系統に負荷がかかり故障の原因にもなるそうです。

 

では、どんな雑草が発電低下に関わるか、少し説明いたします。
その一つが、「セイタカアワダチソウ」名前は聞いたことがあると思います。

大きく成長すると2mを余裕で超えます。
この植物が群生するとパネルに大きな影をつくり、発電量が低下する原因となります。おまけにこの植物、秋になると泡のようにたくさんの黄色い花粉を付けます。
見た目はキレイですが、実はこの花粉も発電量低下に少なからず関わってきてしまうのです・・・。そして、このセイタカアワダチソウの生態的特性は、ただ刈り取るだけでは逆効果になってしまうという恐ろしい特徴をもっています。

 

もう一つ、「セイバンモロコシ」
この植物は名前はあまり聞いたことがないかもしれません。
でも、日本全国いたるところに生えています。世界最悪10大雑草の1つにランクインしている雑草で、公園の芝生の中や畑の中、河川の堤防、道端の目地部分まで・・・
見た目はススキのようですが、穂をつけると違いがわかります。この雑草も生長すると2m近くになるので、生えていることが確認されれば要注意です。

 

その他にもパネルに影をつくり発電量を低下させる雑草はたくさんあります。発電量を低下させないためにも、雑草対策は重要な維持管理の1つです。
これから施設を建てる方も、今現在雑草でお困りの方も、GUシステムにお問い合わせください。

 

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