お知らせ

2014年10月27日

雑草対策の様々な方法

お知らせ

太陽光発電施設の雑草対策としては、以下のようなものがあります。

 

1.定期的に草刈りをする
2.除草シートを敷設する
3.砕石を敷く
4.除草剤を定期的に散布する
5.アスファルトやコンクリートで地面を全面舗装する

 

1.定期的に草刈りをする
1回の費用は安価ですが、人の手で草を刈るため、人件費と草刈り機のコスト、さらに作業中のケーブル破損やパネル破損のリスクが発生します。また、草が伸びてくるたびに作業を行う必要があります。

 

2.除草シートを敷設する
防草(除草)シートを地面に敷くことで、雑草を抑えます。1度施工すると、手間も少ないため維持コストも抑えることが出来るのが特徴です。ただし、施工方法やシートの性能により、シート破損や隙間から雑草が生えてくることがあります。また、シートは用途に応じて適切に使用しなければ“逆効果”ということもありますので、量販店で大量に安く販売されているものを使うのではなく、まずは防草シートの専門メーカーに相談することをお勧めします。

 

3.砕石を敷く
砕石(砂利)を地面に敷き詰め、雑草を抑える方法です。時間が経つと、隙間からの雑草や土が混じることもあるため、状況を見て砕石の追加が必要となります。防草シートとの組み合わせにより、防草効果を高めることも可能です。

 

4.除草剤を定期的に散布する
除草剤を使用し、雑草を枯らしたり、発生を抑制する方法です。1回のコストは、安く抑えられますが、定期的な散布の必要が出てきます。また、設置場所により隣接する農地などへの影響も考えられるため、環境への配慮が必要となります。

 

5.アスファルトやコンクリートで地面を全面舗装する
地面を整地し、コンクリートやアスファルトで舗装することで雑草を防ぎます。最も確実に雑草を抑止できますが、初期投資がかかることと、賃貸契約の用地の場合、契約終了後、舗装も撤去しなければならない場合があります。また、地面からの照り返しと熱がこもって、太陽光発電モジュールの温度が上昇しやすくなる。結果的に発電効率が下がり、発電量を低下させてしまうということが考えられるようです。

 

まとめ
低圧の事業主様からメガ級の事業主様まで面積や土地の形状は様々。予算や現場に応じて対策方法を組み合わせる工夫もご検討ください。管理される方ご自身に合った最適な雑草対策をお選びいただくことが大切です。

 

 

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2014年10月22日

NPO法人緑地雑草科学研究所の公開シンポジウム実施のお知らせ

お知らせ

弊社が支援している NPO法人緑地雑草科学研究所 が公開シンポジウムを実施します。

<テーマ> ゴルフ場緑地の地域環境的価値と最適管理を考える
<日 時> 平成26年11月26日(水)13時~16時30分
<場 所> ウインクあいち1001号室
<参加費> 2,000円(講演要旨代)

2014年10月20日

発電リスク③雑草繁茂が招くさらなる問題

お知らせ , コラム

昆虫や小動物は雑草の茂みの中で生活しています。太陽光施設で雑草が繁茂すると、食物連鎖が関係する問題が発生することがわかりました。

 

例えば・・・
植物(雑草)→蜜を求めて昆虫が集まる→昆虫を食べに小動物が集まる→小動物を食べに鳥が集まる

 

 

小動物を食べに鳥が集まるとどうなるか・・・
太陽光発電施設へ被害が出るとすれば、一番考えられることに鳥のフンが挙げられます。
雨が降ればキレイになると思われるかもしれませんが、パネル表面に付着した鳥のフンは簡単には取れません。

 

鳥のフンが1箇所あるだけでは、そんなに発電には影響しないと思いますが、多くなればなるほど発電量の低下は考えられます。

 

さらに、害虫の発生や鳥のフン被害は施設周辺の住民からのクレーム発生にまで発展する恐れもあります。害虫対策や鳥害対策の前に、原因となる雑草を防ぐ対策が求められます。

 

 

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2014年10月13日

「クズ」

お知らせ , 雑草知識

クズと聞くと何を想像しますか?「葛餅」や「葛切」が思い浮かぶ人もいれば、厄介な雑草として認識している人も多いと思います。

 

クズはマメ科の多年生半木本性植物で、日本古来より全国に分布している野草です。秋の七草のひとつでもあります。日本人に身近な野草として万葉集にも読まれ、根は食材や薬として、茎葉は家畜の飼料として、さらにツルの繊維から衣類などに様々な形で人々の日常生活に大変重宝された植物でした。しかし、葛粉の精製は大変手間がかかる作業のため、現在ではほとんど活用されなくなってしまいました。

クズが問題となる理由は、その生態的な特徴にあります。
クズの特徴は、なんといっても、ツルを伸ばし、どこにでも絡みつき、大きな葉で絡みついた全体を覆ってしまうことです。成長のピークは7月で、8月には生育がいったん停止します。そして9月に入ると活発に成長を再開します。クズに絡みつかれた植物は大木であっても光合成ができずに枯れてしまう場合があります。さらに朽ちた空き家は倒壊の恐れがあり危険です。

 

 

駆除すればいいじゃないか・・・残念ながら、そう簡単に駆除できる植物ではありません。取り除いても、取り除いても、計り知れない生命力で、すぐにツルが再生します。節から出る根の一部は地中深くまで達し、デンプンを蓄えた塊のような根に成長することが強靭な生命力の理由です。地下に養分を蓄えた太い根が生きている限り、果てしなくツルを伸ばします。
クズを完全に駆除するためには、親株を見つけ出し、直接強力な農薬を刺し込むことが最有力だと言われています。しかし、それは大変根気のいる作業です。
国の研究機関でもクズの防除に対する研究が進められているようです。

 

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2014年10月06日

スマートコミュニティ東北2014に出展します

お知らせ

この度、2014年10月14日(火)~10月15日(水)に開催されます「スマートコミュニティ東北2014」に出展の運びとなりました。

 

太陽光専用防草シート各種展示いたします。

ぜひ弊社ブースへお立ち寄りください。弊社ブースは会場入口正面です。

入場は無料ですが公式HPでの事前登録が必要です。

皆さまのご来場をお待ちいたしております。

 

【出展案内】

スマートコミュニティ東北2014 ◆公式HPはこちら

弊社ブースは会場入口正面

 

日時:2014年10月14日(火)~10月15日(水)
時間:10時~18時(最終日17時まで)
場所:仙台国際センター
入場料:無料(公式サイトからの事前登録制)

 

■弊社へのメールによるお問い合わせはこちらから

2014年10月06日

発電リスク②ツル性雑草の絡みつきによる運用障害

お知らせ , コラム

ツル性の雑草を施設の近くで見かけたら要注意です。雑草が厄介なのは、パネルに影を作り発電量を低下させるだけではありません。ツル性の雑草は、たとえ施設内に生えていなくても、絶対に施設内に侵入してきます。そして、高いところを求めて設備に絡みつくのです。
電気設備で問題になった雑草事例がありますので、こちらの写真をご覧ください。

 

 

ただ絡みつくだけならまだマシですが、太陽光発電施設に欠かせない配電盤内に入り込むと、ショートしてしまうことがあります。

 

 

 

田畑の中にある通信会社基地局の写真です。写真を見ると、ツル性の雑草がフェンスに絡みついています。フェンスに絡みついているのは、「ヤブガラシ」「クズ」「キヅタ」と様々な種類の雑草です。覆いかぶさるように広がっています。雑草に覆われて中が全く見えません。
太陽光発電施設の周囲が雑草地の場合は、外からの侵入があることも理解して対策をする必要があります。

 

■ツル性雑草の絡みつきは事態を悪化させる
ツル性雑草が配電盤に入り込むことでショートすると説明しましたが、ショートの原因は雑草が問題になるだけではありません。雑草をよじ登って小動物が配電盤に入り込むことがあるのです。

 

ソーラーパネルが発電をする限り、配電盤は常に稼動していますので、寒い冬が近づくと、ネズミなどの小動物は暖かい場所を求めて活動します。
小動物が配電盤内に入り込み、中で感電してショートする。ということが実際に発生しています。高い位置に設置している配電盤にどのように入り込んだのか。

恐らく、ツル性雑草が絡みついたことで橋渡しができてしまったのではないかと考えられます。

 

雑草による二次災害・・・

それを食い止めるには雑草に対する知識と対策が必要です。
太陽光発電施設の雑草対策お問い合わせフォームはこちら

 

 

 

 

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あなたの太陽光発電施設内の雑草問題を解決します。