お知らせ

2014年11月03日

管理リスク①草刈り作業員の安全対策を!

お知らせ , コラム

雑草対策の1つに草刈作業があります。

前回ご紹介したとおり、1回の費用は安価ですが、人の手で草を刈るため人件費がかかります。

また、草刈機を使用する場合は草刈機のメンテナンスコスト、作業員の安全対策、さらに作業中のケーブル破損やパネル破損のリスクが発生します。

 

一般的に草刈機(*)といわれているものは「肩掛式刈払機」「背負式刈払機」の2つに分けられます。その他、歩行用草刈機や乗用草刈機などもあります。

 

草刈機は回転刃が高速で回転することによって雑草を刈る機械です。草刈機を使用する頻度が多い業種といえば農家ですが、よく使用する農家であっても9割が事故につながりかねないヒヤリ・ハットを体験しているという調査結果が報告されています。

 

独立行政法人国民生活センターの調べによると、草刈機は、農作業、林業、造園など業務用だけでなく、一般消費者にも使用されており、農機具店の他、ホーム・センターなどでも広く販売され、草刈機の国内向け年間出荷台数は約60万台ともいわれています。

 

草刈機の普及とともに、それによる事故も増えています。国民生活センター危害情報システムには、草刈機を使用していてけがをした事故情報が5年足らずの間に73件寄せられています。石や金属等硬い物に高速回転している草刈機の刃が当たって破損した刃の破片や石、金属片等の飛散物が目に飛び込んで失明に至った重症事故もあります。

 

◆対策ポイント◆

手袋、安全靴、保護メガネ又はフェイスシールド、イヤーマフ、すね当て、その他の保護具を着用します。保護メガネには、曇り止めを塗ります。エンジンに触れた時の火傷、刈刃の交換時の切り傷を防ぐためにも、必ず手袋を着用します。

 

引用:独立行政法人国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_038.html

引用:独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構  http://www.naro.affrc.go.jp/org/brain/anzenweb/point/point_htm/point_htm_bru.htm
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