2014年10月20日
発電リスク③雑草繁茂が招くさらなる問題
昆虫や小動物は雑草の茂みの中で生活しています。太陽光施設で雑草が繁茂すると、食物連鎖が関係する問題が発生することがわかりました。
例えば・・・
植物(雑草)→蜜を求めて昆虫が集まる→昆虫を食べに小動物が集まる→小動物を食べに鳥が集まる
小動物を食べに鳥が集まるとどうなるか・・・
太陽光発電施設へ被害が出るとすれば、一番考えられることに鳥のフンが挙げられます。
雨が降ればキレイになると思われるかもしれませんが、パネル表面に付着した鳥のフンは簡単には取れません。
鳥のフンが1箇所あるだけでは、そんなに発電には影響しないと思いますが、多くなればなるほど発電量の低下は考えられます。
さらに、害虫の発生や鳥のフン被害は施設周辺の住民からのクレーム発生にまで発展する恐れもあります。害虫対策や鳥害対策の前に、原因となる雑草を防ぐ対策が求められます。